2005年07月20日

劇場感染記「コーヒー&シガレッツ」其の参


第5話 RENEE 「ルネ」
ルネ・フレンチ E・J・ロドリゲス


いやぁ、ルネ姉さんカッコいいでゲス。
なんつーの?クールフェロモンってか?
ツンツンした感じでもないし。
女性が見てもカッコいいと思うんじゃないかな?

そのルネの午後のひととき。
一人で本なんか読んじゃってリラックスしてるところにロドリゲス扮する店員がコーヒーを注ぎに来る。
そして、勝手に注いでしまう。

おいおい、姉さんの邪魔するんじゃないよって若頭風に蹴りを入れたくなるね。
こんな空気読まないヤローには。
近づきたくなる気持ちはわからんではないが。

しかし、ルネみたいな人が身近にいたら「奉仕します!!」って言ってしまいそうだ・・・

実際、ルネ・フレンチはニューヨークで暮らしてる以外は謎のベールに包まれているそうだ。
うっきょ〜〜〜。

ロドリゲスはドラムやパーカッションを演るミュージシャン。
ダウン・バイ・ロー」や「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(1984)などのジャームッシュ作品に音楽を提供している。


第6話 NO PROBLEM「問題なし」
アレックス・デスカス イザック・デ・バンコレ


久しぶりの友人との再会。
急に連絡してきたら多少は「なんかあったのかな」とか思うのが普通だ。
以前何かしでかしてたら尚更。
僕なんか随分久しぶりに先輩に何の用事もなく電話したらいきなり「金はねぇぞ!」って言われたことがある。
失礼なっ!!

アレックスが「最近、何も問題ない。順調だ」と言ってもイザックは繰り返し「(呼び出したってことは)なんかあったんじゃないか」と聞き出そうとする。
かなりしつこい。病的にさえ感じる。

そのうちアレックスも「俺が順調ならダメなのかYO!」とプチ切れしだす。
しかし、それでもイザックは変わらず。

ここまでしつこくイザックが問いただそうとするのを見てるうちにやっぱりアレックスなんかしたんだよ。って思えてくるから不思議だ。
要はどちらが正しいのかわからなくなってくるってことで。
ある意味洗脳されたのかな?

しかしその数分で印象の範囲ではあるけど正と邪が入れ替わるなんて見た目や第3者の印象なんて当てにならないもんだ。

アレックスは(たぶん)フランスの俳優。映画だけでなく舞台もこなすそうだ。

イザックは最近では監督デビューも果たしたアメリカ在住の俳優で「ナイト・オン・ザ・プラネット」と「ゴースト・ドック」のジャームッシュ作品に出てる。


第7話 COUSINS 「いとこ同士」
ケイト・ブランシェット


ブランシェットの一人2役。
ハリウッドセレブそのままの彼女とその彼女に会いにきたやさぐれバンドマン風のいとこを演じ分けてる。

これが見た目も性格も全く別人で「さすがやなぁ」と思わされた。
彼女が色んな監督に引く手数多なのもわかる気がするな。

いとこだから仲良くしたい本音とあまりの境遇の違いに戸惑うセレブと劣等心丸わかりながら相手がセレブだけに仲良くしたい下心のミュージシャン。境遇が正反対ならお互いが抱える感情も二つの正反対なもの。

これを一人で演るってまさに見事。


第8話 JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL
 「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」
メグ・ホワイト ジャック・ホワイト


デトロイトが生んだガレージパンクブルース(なんじゃそりゃ?)バンド、ザ・ホワイト・ストライプスの二人。

理科系(であろう)二人のサイエンス・スウィートな一こま。
コイルを使って「じっけん!じっけん!」をしたくてたまらないジャックだがメグが余り興味なさそうなのでとりあえずコイルの話は出さない。

となると何も話すことのない理科系オタクはただ黙ってコーヒーを飲むだけ。
メグもとりたてて会話をしようとしない。

ただ、コーヒー&シガレッツな二人。
が、
けっこう長いこの間が後にジャックの想いの強さを感じさせることになる。
ま、あくまでも僕の印象だから、断言は出来ないのだけど。

結局実験するし、メグは「地球が・・・」って哲学的なこと言い出すし噛みあってなさそうなんだけどいいコンビにも見える。
羨ましいぐらい。
いいんじゃないすか?

で、テスラコイルってなんなのさ?



あと、もうちょっとだな。
今日はココアで、いやここらでやめときます。
あ、ココアにするか。



posted by はやし at 21:55| 熊本 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
TBどうもありがとうございました。
一番気に入ったストーリーのこちらへ私もTB
させてもらいました。
各ストーリーを詳しく書かれててビックリ。
ケイトの二役は・・・ほーんとに見事!
私が監督でも彼女を使って一杯映画撮りたいですね。
オスカー・・・助演・・・なんてレベルじゃありません〜。
Posted by azucarina at 2005年07月26日 21:23
ども!

ケイトの話もかなり印象に残ってますよ!
どっちの役柄もカッコよかった!

彼女が出てるとわかっただけでなんとなく「駄作じゃないな」と思えてしまいます。
Posted by はやし at 2005年07月27日 06:26
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