2007年06月20日

アーカイBS「ジャンケン娘」

なんだろう?この安心感。

元来持ってる資質なんだろうか?
それとも僕の先入観か?




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今は亡き日本芸能界の大御所美空ひばりと昭和30年代当時、人気を分け合ってた江利チエミと雪村いづみの3人が揃った青春娯楽ムービー!
歌や踊りも満載さ。



ストーリーは



阿佐見ルリと千明由美は女子高校の三年生。京都に修学旅行に行った時、加茂川のほとりで二人は一人の青年に写真をとられる。二人は、ルリの母で旅館「あざみ」を経営するお信の親父、おいねのお茶屋を祇園に訪ね、そこで舞妓の雛菊を知りあう。二人が東京に帰って間もなく、今度は雛菊が単身上京して来た。今度、芸妓になるについて、ハゲ頭の社長が旦那になることになったが、彼女には最近二度お座敷で会った大学生が忘れられず、一目会いたくて上京して来たのであった。



こんな感じ。





この時代(昭和30年)には珍しくカラー作品だったのだけど「3人娘」として人気爆発していた彼女たちの若さ溢れる個性と相まって、見るも楽しい作品になってる。


この辺の映画を見る楽しさのの一つは、当時の世相だったりファッションをはじめとする風俗事情が見られることで、それは高校の教室内風景一つでも「へぇぇ」って思ったりしてしまうのだ。







ストーリーも最近の日本映画にありがちないわゆる“アイドル映画”よろしく中身ゼロではなく、舞妓の雪村いずみは最愛の人とどうやって巡り会えるのかとか、江利チエミを気に入った青年はどうやってアプローチをかけていくのかとか、美空ひばりの家庭環境に若い彼女がどう折り合いをつけていくのかとか、興味をそそられるところが結構ある。


最後のほうは思わずホロッとしてしまいそうになるぐらい。




「笑って泣いて」みたいな文句がぴったりでそれでまた彼女たち一人一人の歌って踊るシーンがあったりするからまさに娯楽作として今見ても十分楽しめる。






因みに日本劇場で彼女たちそれぞれのソロの見せ場があるのだけどこの設定も自然で違和感がないんだよね。
普通、「ストーリーに関係ないじゃん!アピールタイムかよ!」って怒りが湧いてきそうなんだけど。







それにしても、





美空ひばりの存在感ってすげーね。



僕は彼女のことをほとんど知らないのだけどこの映画では可憐な高校3年生役で可愛さいっぱいだ。

だけど、ひとたび歌えば世界が完全に彼女のオンステージになっていく。
歌声にも引き込まれるのはもちろんだけど画面から目が離せなくなって、感動すらしてしまうよ。


このへんが大スターが持つオーラなんだろうか?


日本舞踊なんかもしっかり踊っちゃってるし。



「ま、参りました」と言ってしまいそうだ。
快く。心地良く。






当時すでに超多忙だった3人はスケジュールは合いそうになかったのだが
昼からはずっと劇場等で歌の仕事をこなし、夜中に集まって撮影をしていたそうだ。


因みに映画が一番の娯楽だったこの時代、この年の興行成績が3位だったからホントに多くの人が期待した、そして多くの人を楽しませた映画ということがわかる。




「ジャンケン娘」

(1955)

上映時間 92分


監督: 杉江敏男
脚本: 八田尚之
振付: 花柳啓之、縣洋二
出演: 美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみ、山田真二、江原達怡、浪花千栄子
posted by はやし at 05:24| 熊本 ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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