2005年05月30日

第1幕終演


さてさて、Cine3。スタッフも参加している熊本映画革命(仮)。
29日に脚本を決める最終投票がありました。

A4紙にびっちりと書かれたそれぞれの内容を皆さんホントに真剣に見られてました。
そしてexclamation
開票。

9つのアイディアにまんべんなく票が集まる中、
(Cine3。スタッフさとるさん司会)

「やはり」と思ったものが最高票を獲得しました。

うわー

決まっちゃったよ。

映画の脚本が。

ゼロから始めてこんなにも早く。

ちょっと感動です。

心地よい脱力感を味わってます。

脚本は5月31日に映革ブログにて大発表。
http://blog.drecom.jp/ei-kaku/

6月からもしっかり絡まっていこうと思います。



当日参加者106名

「アウトライン化の集い・FINAL」で不在者投票をしてくださった方が18名。
オンラインで投票してくださった方184名(うち、FAXでの投票1)。

総計308名



投票してくれた皆さん有難うございました。

あなた方の映画です。




posted by はやし at 23:00| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月29日

エアー・ジャック・レモン


あー最近映画見てねーなーバッド(下向き矢印)
ナンダカンダで、見る暇ナーシむかっ(怒り)
くそぉぉぉ、藤井隆めーーーーむかっ(怒り)むかっ(怒り)

とか
ほざいてる間にあと、数時間に迫ってきましたよっっexclamation

熊本映画革命(仮)の脚本決定投票exclamation

オンライン投票は150以上集まっていそうですがさてさて会場には何人来ていただけるのか。

楽しみでドキドキしています。

で、ドキドキと言えば、

今日、熊本CityFMに映画投票の告知のために出演してきました。

MC村上隆二さんの番組「エアーグルーブ」に。

以前、シネカレッジのときに告知でFMKにも出たし、テレビタミンの伝言板コーナーにも出たことあったけど今日はまた違った緊張があったね。生だったし。<小心者ですから

次は(←いつ?)もっと滑らかにしゃべるぞーパンチ
カツヤ・コバヤシのようにーーダッシュ(走り出すさま)
posted by はやし at 03:52| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月27日

まつりのあと


あんだけ触れておいて結果はスルーってのもなんだかね。
ちょっと遅くなったけど。

カンヌ映画祭終わってるよっ<自分自身に対するツッコミ

結果です。

◆パルムドール
「ザ・チャイルド」(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督/ベルギー)

◆グランプリ(審査員特別大賞)
「ブロークン・フラワーズ」(ジム・ジャームッシュ監督/アメリカ)

◆最優秀監督賞
ミヒャエル・ハネケ監督 「Cache」(オーストリア)

◆最優秀男優賞
トミー・リー・ジョーンズ 「The Three Burials of Melquiades Estrada」(アメリカ)

◆最優秀女優賞
ハンナ・ラスロ 「フリー・ゾーン」 (イスラエル)

◆最優秀脚本賞
ギレルモ・アリアガ 「The Three Burials of Melquiades Estrada」(アメリカ)

◆審査員賞
「シャンハイ・ドリームズ」(ワン・シャオシュアイ監督/中国)

◆カメラドール(新人賞)
「The Forsaken Land」(ビムクティ・ジャヤスンダラ監督/スリランカ)
「Me and You and Everyone We Know」(ミランダ・ジュライ監督/アメリカ)

◆国際批評家連盟賞
「Cache」(ミヒャエル・ハネケ監督/オーストリア)


「ザ・チャイルド」は、貧しい若者カップルが、子育てに奮闘する様子を描いた社会派ドラマだって。
その最高賞を獲得したダルデンヌ兄弟は、99年にも「ロゼッタ」で同賞と主演女優賞を、02年には「息子のまなざし」で主演男優賞を受賞してて、3作連続で主要賞を獲得ダッシュ(走り出すさま)って凄ぇ奴らじゃない?

「ロゼッタ」見たかったんだけどたしか熊本では公開されなかったよね。

トイウコトハ

「ザ・チャイルド」も・・・

え〜〜〜〜、そりゃないよ〜〜。

thechild.jpg

「ザ・チャイルド」


残念ながら小林監督の「バッシング」は受賞を逃しましたバッド(下向き矢印)

残念です。

UAEに負けるのと同じぐらい残念ですむかっ(怒り)


posted by はやし at 22:33| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(0) | とぴっく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月25日

マトリクス・ネットワーク


熊本映画革命(仮)の最終脚本決定についてなんですが、行きたいけど29日にどうしても行けない!っていう人のためにオンライン投票が出来るようになりました。

ここで↓


ホントに簡単な内容紹介が9つありますのでその中から自分が気に入ったものを一つだけ選んでください。
一番票を集めたものが映画になります。

このオンライン投票はの29日午前10時締め切りです。
ちなみに29日に中央公民館に参加する場合はそれぞれもっと詳しい内容を読むことが出来ます。

とにかくクリックをひらめき

ZEHIexclamation×2
posted by はやし at 14:50| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(0) | とぴっく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月23日

レボリューションズ




『一人の天才より百人の凡人』
凡人の僕としては何かそそられるフレーズです。

今まさに熊本で既存の映画作りとはまったく違った形で映画が作られようとしています。

ゼロの状態から映画完成へ。




もうどれくらい経つだろう?
彼と出会ったのは。
その存在感は初めて会った時からずば抜けていた。
それもそのはず、経歴、すっげぇがく〜(落胆した顔)
初めて会ったとき、彼は映画監督として紹介された。

「やったねexclamation映画監督で仲良くしてくれる人が出来たexclamation
なんてミーハー丸出しで勝手に喜んでた僕に全く関係なく、彼は映画以外の活動も精力的にこなしていき、まさにワールドが着々と出来上がっていった。

そして今年4月。
ついにプロジェクトが動き出す。

「映画っすかexclamation×2

出来るだけ協力しますひらめき
っつーか、手伝わせてくださいぴかぴか(新しい)

凡人でも未経験でも誰でも参加できる。
途中から一人で参加する人も多い。

とにかく覗いてみてください↓ http://blog.drecom.jp/ei-kaku/
とにかく楽しいです。

29日の日曜に会いましょうかわいい

Communicationって無限大。
posted by はやし at 19:28| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月20日

劇場感染記『昭和初期アニメ・レトロスペクティブ』後編


あっっっっっっっexclamation
「イクイップメント・カフェ」じゃなくて正しくは「イクイップメント・フロア」だったあせあせ(飛び散る汗)
関係者の皆様申し訳ありません。
許して、トイチダッシュ(走り出すさま)

で、

3本目映画鉢のお国蜂」(データ不明)

蜂の生態を愛くるしいアニメーションで描いてる。
朗らかなナレーションあり。
理科の授業で見るような内容。
ものごころついたときに見たんじゃないかというぐらいのかすかな記憶にある絵面。
おばあちゃんちの倉庫に積まれた絵本で目にした感じ。例えるなら。

4本目映画花と蝶」(データ不明)カラー作品

お水の世界に生きる女性とそれに群がる男たちの話
のはずがあるわけなくて、
黄と白と赤の三色の蝶の一日。
「今いくよ」ばりの顔を持つ3匹は雨に遭遇する。
これ、蝶にとっては嵐なわけ。
で、花の中に避難しようとするけどお花さんたちは大人の事情を見せつける。
見ようによっては「わ!人種差別だたらーっ(汗)」とか感じたり。
(例えば赤の花は赤の蝶以外は花の中に入れない)
あと、規則は絶対exclamationみたいな風潮も匂わせる。
とってつけたようにハッピーエンドダッシュ(走り出すさま)

5本目映画団子兵衛捕物帖・開けごまの巻」(データ不明)

マンガ日本昔話・・・
原案アラビアンナイトなんだろーなー。

6本目映画魔法のペン」(データ不明)カラー作品

戦後日本が生まれ変わる瞬間の庶民の願望が見え隠れする。
主人公の少年が拾ってきたお人形が動き出し、少年にペンを渡す。
それは書けば全て実物となるという魔法のペンだった。
焼け野原に少年は一戸建ての家、高層ビルを書き続ける。
なぜか英単語勉強してるし。
なぜかって言うほどのことでもないか。
「今からは英語が出来なきゃダメだ!」
なんて刷り込まれてたんだろう。
間違っちゃいないけど。


アニメってやっぱり面白いね。
半世紀を越えていまや国の一大コンテンツ産業となってるし。
いや、マジで日本のアニメは世界各国に輸出されててかなりレベルは高いんじゃないでしょうか。
ハリウッドの重役連中は自国での「ポケモン」のあまりの人気ぶりに戦々恐々としてるらしい。
最近でも「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」がカトゥーンネットワークで視聴率一位を取ったらしいし。

ふっふっふ、恐れ入ったかーーー手(チョキ)

ちなみに「ジャパニメーション」という言葉は実は日本人以外はあまり使わないらしい。
posted by はやし at 20:09| 熊本 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月17日

劇場感染記『昭和初期アニメ・レトロスペクティブ』前編


16日に行われた南坪井のカフェ「イクイップメント・カフェ」での上映会。
昭和の初期、アニメが初めて一般大衆の目にふれた、まさにその時代の記憶まで包み込んでた映画が5本。
チョ〜キチョーかわいい

1本目映画茶釜音頭」(1935)上映時間 11 分

「ぶんぶく茶釜」とは一味違ったアニメならではのファンタジー。
狸たちがお寺を舞台にいたづらかます。
ちょいと毒気やブラックなところも感じさせるシュールさ有り。

2本目映画桃太郎の海鷲」(1943)上映時間 37 分

日本初の長編アニメらしい。
冒頭、
海軍省所有

大東亜戦争下の少市民に贈る

という文字が映し出される。
戦中のアニメらしく子供達に向けたプロパガンダ映画。
鬼が島の鬼=鬼畜米英を退治するために桃太郎率いるキジ、イヌ、サルの軍隊が戦闘機で爆撃に挑む。
まぁ、真珠湾攻撃が題材になってるのだけど。
momogazo.jpg

桃太郎は母艦で指揮をするだけ。
「お前達全員が帰ってくるのを待っているexclamation」なんてセリフがあって見てて、どうにもやりきれない。
鬼も角があるからかろうじて鬼とわかるが姿格好は米兵。
なぜか童謡浦島太郎の「むっかし〜むっかし〜・・・」が軍艦マーチのように使われていた。


笑っていいのか、真剣に見るべきか・・・
雰囲気は現在のかの国みたいだ。
恐るべし、軍国主義。

当時はヒットしたそうだ。

ちなみに後年「桃太郎 海の神兵」(1945)という作品も作られた。
これはオランダ領インドネシアで行われた海軍空挺部隊の落下傘攻撃を題材としている。
上映時間は74分exclamation

もひとつちなみに監督は「のらくろ」を動画化したアニメ作家の瀬尾光世。
「のらくろ」は手塚治虫も愛読していたそうだから当然この映画も見たと思われ、後の日本初のテレビアニメ「鉄腕アトム」制作に少なからずこの「桃太郎〜」は影響を及ぼしていると言える。

手塚はディズニーの「バンビ」を50回見たとか。
だから、アニメ制作に至ってはかなりディズニーに影響されたと言われている。
しかし、この「桃太郎〜」の絵面もどことなくディズニータッチを感じるから、やっぱり日本のアニメの起源はディスニーによるものなのかもしれない。

今は好きなように作れて、いい時代になったもんだよね。
momo.jpg


この2本で休憩タイム。
だから後半は次回。
posted by はやし at 23:12| 熊本 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月16日

銀幕酒家 第八夜


早いもんだ。
もう八回目か。
100回やったら「おも〜えば〜とぉおくへ〜きた〜もーんだ」(By海援隊From映画「思えば遠くへ来たもんだ」)って口ずさもう。
あ、毎回毎回ありがとねハートたち(複数ハート)UP!FIELD上野さん。

14日(土)に月イチ恒例の銀幕酒家を開いたでござるよるんるん
今回は17人が参加。
そのうち初めての人が6人でした。
で、今回もまたまた大盛況でございまして、参加した人たちに笑顔で「また呼んで下さいexclamation×2」って言われちゃって、これがまさに「やってて良かった」って瞬間なんだよね。
いやいやしかし、銀幕酒家はその場限りでただ楽しむだけのイベントではござんせん・まさお(By水島真司From「ドカベン」)

な・か・ま
な・か・ま
な〜か〜ま〜作りです。

Cine3。のね。

僕らが色々な情報の中継地点になれればと思ってやってます。
もちろんCine3。の情報も発信しつつね。
今のところ色んな人が集まってくれるからなかなかの交流ができてる気がします。

みんなそれぞれ話が盛り上がる盛り上がる。

そうそう今回はアマチュア凄腕ミュ−ジシャンのなおひろ君も路上ライブに行く前にチラッと寄ってくれてなんと2曲も弾き語ってくれました。(一曲は山まさの「ワン・モア・タイム・ワン・モア・チャンス」もう1曲はオリジナル)
しかし、ホントうまいですよ、彼は。みんな聴き惚れてたよ揺れるハート
何故彼と出会ったかはいづれ書きますぴかぴか(新しい)

PRタイムでは市内南坪井のカフェ「イクイップメント・カフェ」での上映会をお知らせさせていただきました。(これについては次の記事にて)
っつーか、オープンマイク形式だとそれぞれが会話を止めてしまうから僕が個人的に水面下で動いたんだけど。「007 オクトパシー」のワニ型潜水艦に乗るボンドのように。

あと、Cine3。瓦版を作ってきたので参加者に配布。
{今日からはじまる新作映画}と{新作ビデオ情報}をお知らせひらめき
ね、ちょっと映画の飲み会っぽいでしょ?
ちなみに「花と蛇2」がみんな気になるらしく、色んな人から質問を浴びた。
SM文学作家、団鬼六の原作を杉本彩が体当たりで熱演した映画。
彼女にとっては普通だったりしてー(長音記号1)

11時を回った頃、宴もタケナワ。
僕の背後からちょっと冷めた目で上野さんが静かに
「・・・あの・・・11時回りましたよむかっ(怒り)

あ!今日は11時で切り上げて2次会で別の場所に向かうんだったあせあせ(飛び散る汗)
そのまま8人が2次会「源zoーne」へ。
そこに上野さんとまた、新たに4人加わって夜はエンドレスに続くのでした。

わざわざ店開けてくれてありがとうございました、元さんダッシュ(走り出すさま)

6月は11か18でやるぞexclamation
posted by はやし at 20:17| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月14日

Cine3。的速報


おゎ、昨日(13日の金曜日)のアクセス数がすごいことになってるぞあせあせ(飛び散る汗)
なんだなんだexclamation&question何があったんだ、ジェイソンダッシュ(走り出すさま)

って感じで検索ワード調べてみるとその9割が「小林政広」「占部房子」「バッシング」に関するものでした。
あ、そっか12日に公式上映だったよね。

どうだったのかな?
早速サーフィンサーフィン、ルルル〜るんるん

・・・・・

小林監督;カンヌにて.jpg

左から占部、小林監督、大塚寧々


ふーむ、
 映画会場は満員にはならなかったが、上映後、観客から大きな拍手がわいた。

 映画終映後は、2000人を超える観客から約2分間のスタンディングオベーションを受ける盛況だった。


どっちだ??

 映画記者会見では外国人記者から、「女性だからバッシングされたのか」「日本ではボランティアは良いことと思われていないのでは」と質問が出た。

例のイラク人質騒動の女性がバッシングされたことは他の国の人たちからするとかなり不思議なことなんだって。

 映画小林監督は「非難された女性の感情と内面を通じて、弱い者をたたく社会を表現したかった」と話した。

日本社会に疑問符突きつける、ですな。

 映画同作のプレス向け上映は340人収容の会場がぎっしり埋まり、高い関心を物語った。 

フランスでは現在も女性記者らがイラクで拘束され、連日報道が続いているらしく、それ故にまた一段と関心が高まったそうです。

映画監督は既に約40のフランスのメディアの取材を受け、現在も申し込みが相次いでいる。フランスでの配給元も決定した。

よかったねーーーわーい(嬉しい顔)

あとは凱旋公開を待つばかり。
あ、賞発表がまだでしたね。
失礼いたしましたー(長音記号1)ダッシュ(走り出すさま)
posted by はやし at 17:19| 熊本 | Comment(2) | TrackBack(1) | とぴっく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月12日

アーカイBS「ヤンヤン 夏の想い出」

やんやん.jpg


前回のイッセー尾形つながりで。
台湾が誇る名監督エドワード・ヤンの最高傑作(だと思う)。
淡々と描かれる日常が美しいまさに名作。
カンヌ映画祭では監督賞受賞。

ストーリーは

ヤンヤンは祖母や両親、姉のティンティンと台北に住んでいる、ごく普通の家庭の少年。ところが、叔父の結婚式を境に、様々な事件が起こり始める。祖母は脳卒中で昏睡状態となり、母は精神不安定となり新興宗教に走り、父は初恋の人と再会して心を揺らす。姉は隣家の少女のボーイフレンドと交際を始めてしまう。そして、ヤンヤンにも幼い恋心が芽生え始める……。

こんな感じ。

なぜだexclamation&question
とりたてて劇的な事件が起こるわけでもない、絶妙な展開を見せるわけでもない、この淡々と進む話にこれほどまでに心動かされるのは。

yan-02.jpg


少年は人物の背中の写真をとることに夢中になる。
まるで人間はその隠し持った本心をおもてには出さないと悟ったかのように、ある種、ニヒルでクールな感情のまま生きていくのを宣言するかのように。
しかし、その反面見せる歳相応の無邪気さ。
なんて絶妙なんだexclamation

姉は自分の感情を押えきれない。
もう、理性もモラルも関係ないとばかりに自分の世界を自分だけで作り上げるかのように。
静かな狂気。と言ったらちょっと言い過ぎ?

世の儚さを憂う母親はついには精神世界に逃げ込むように光を求める。
その滑稽さが哀しい。

父親。
家族を守って幾年月。
遠い昔に置いてきた感情を思い起こす。
そして一人の若者へと立ち返る。

これらは全て日常で起こりうる物語。

彼らは中流家庭。
今は思いっきり、上下の層に分かれてしまった感のある日本だけど、恐らくバブルがはじける以前は一億総中流家庭ではなかったろうか?
それを経てきた人間にとってこの物語はまさに自分の身のまわりで起こっていた話であります。
だから一つ一つのパーツが自分の中に染み込んでくるのです。

ア ワン アンド ア ツー。
物事は全て複雑ではない。
その一つ一つを目を凝らしてしっかと見よ。
そう、エドワード・ヤンが語りかけてくるようです。

障害は来る。
それを乗り越えるもその前に居座るも自分次第。
しかし、人生はやり直しがきかない。
だからこそ、この一つ一つの日常さえも美しい。

見終わった後、胸がジーンぴかぴか(新しい)
3時間弱の長さを感じなかったっす。

あ、忘れちゃいけない日本人ゲームプログラマー役のイッセー尾形ひらめき
渋いですよ、この映画の彼は。
資本主義経済を突っ走ってきてそのままグローバリズムを自然と身に付け、達観した男を体現。
主人公の父親が精神を彼に投げ出すのがなんとなく理解できるような懐の深さを見せてくれます。

・・・そうだ、こんな大人になろうexclamation

最後に監督自身のこの映画の紹介↓

映画監督が語る最高の言葉とは、映画の表面ではなく、多分内側に存在するもののはずだ。
この映画は人生における1+2と同じくらいに、とてもシンプルである。
私はこの映画を見終わった観客が、まるでただの友だちと一緒にいたかのような気分を味わっていて欲しいと思う。



A ONE AND A TWO YI YI  (2000)
上映時間 173 分
製作国 台湾/日本

監督・脚本: エドワード・ヤン
製作: 河井真也

出演: ジョナサン・チャン、ケリー・リー、イッセー尾形、ウー・ニエンジェン、エイレン・チン 

posted by はやし at 03:28| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月07日

劇場感染記「トニー滝谷」

tony takitani.jpg


へんてこなタイトルだなぁ。売れないコメディアンの話か?
なんて最初思ったりしてました。
最近、見ようかなと思った作品についてはなるべく前知識いれないようにしてて、だから今回も全くどんな映画か、誰が出てるのかも知らないで見てみました。

----------ichikawa jun Film

ヴ、監督は市川準かぁ。
ちょっと相性よくないんだよねバッド(下向き矢印)
ってしょっぱなからテンション下降。

なんかナレーション多いなー。
声に雰囲気はあるけどもなんか音がこもってない?
劇場のスピーカーが「ブブッ」って鳴ってるよ。

るんるんイッセー尾形かよひらめき
ちょっとテンショングッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)

・・・

・・・

(ここで前に座っている人が次第にシートに埋もれていく様眠い(睡眠)が見て取れた。この人は半分以上、内容を覚えていないだろう)

・・・

あれ?
終わり?
あ、そう・・・

----------原作 村上春樹

なるほど・・・

孤独感かぁ。
村上春樹の短編が原作だそうです。
僕は彼の本は3冊しか読んだことがないので彼の世界を語ることは止めときますがなんとなく「ぽい」ですな。

市川準って映画(奥行きのある2次元)を平面世界(そのまんま2次元)として作り上げるのが持ち味のように感じるんですがこの作品はそれが妙にマッチしていたとは言えますね。
前作「竜馬の妻とその夫と愛人」(2002)はパワー不足を感じました。
コメディはそれではイカンむかっ(怒り)と勝手に憤慨したもんです。

その僕が感じたパワー不足に関して考えてみるとどうやら彼は動と言うより静で感情を表現しながらその奥(心の内側)にある本当の感情を推測させようと試みているのではないかと。
映像で表現される人物はどこか2次元的、例えて言うなら紙芝居で表現される人物。
だから感情も2次元的に感じてしまうのかも。
ってことは実は村春(略してみた)作品とはベストマッチだったりしてーexclamation(マギー審司風に)

そういった意味ではイッセー尾形はバッチリはまってました。
孤独感と幸福感、そして喪失感。
よかったです。

宮沢りえも悪くなかった。
けど、
二役にしなきゃならなかったのかな?
ちょっと顔立ちが似てる人のほうがすんなり物語に溶け込むんじゃないかと思うけど。
原作は全く同じじゃないらしいし。

あと、ナレーションの続きをその場面の人物にそのまま話させたりするところがあるんですが、「スマン、鼻につくどんっ(衝撃)」と思いました。
原作が持つ独特の世界観にシンクロしているとは言え、漂う浮遊感を映像で表現したかったんでしょうか?
どうにも僕は「だから??」って完結してしまいます。

「孤独は慣れてる」
なんて夜の海を見ながらつぶやくシチュエーションに憧れるGW明けのボケた頭。
ええーい、孤独なんて本だけで十分さexclamation
映画は違う刺激をおくれーーーーーexclamation×2

村春好きな人、原作と見比べてみては?
でも、この映画、疲れてるときに見ると99%寝ますダッシュ(走り出すさま)

TONY TAKITANI  (2004)
上映時間 75 分
「あなたを、いまでも 愛しい。」

監督・脚本: 市川準
音楽: 坂本龍一

ナレーション: 西島秀俊
出演: イッセー尾形、宮沢りえ、篠原孝文、四方堂亘
posted by はやし at 23:39| 熊本 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月06日

日本代表FW 小林政広

kobayasi.jpg


1トップで敵陣深く走りこむ男、小林政広。
先日記事にしたカンヌ映画祭でコンペティション部門に日本からただ一人出品している男。
にもかかわらず恐らく一般にはほとんど知名度がないであろう男。51歳。
でも実はカンヌ常連である男。家族同伴カンヌ入り。
僕もあんまり知らない男・・・

だから!
ネットでちょろっと調べてみたよ!
ちょっとわかったよ!

海賊版BOOTLEG FILM」「殺し」そして「歩く、人」で、3年連続カンヌ出品を果たした。
F・トリュフォーを敬愛し渡仏、帰国後シナリオライターとして活躍し、'96年監督デビュー。

劇場監督作はこんなの↓があるんだって!

映画フリック  (2004)
映画完全なる飼育 女理髪師の恋 (2003)
映画歩く、人  (2001)
映画KOROSHI 殺し (2000)
映画海賊版=BOOTLEG FILM (1999)
映画CLOSING TIME クロージング・タイム (1997)

初監督作品を作り上げたときの彼の独白↓

僕はジャン・ルノワールが、ヌーベルバーグの最盛期に言った様に、「ジョルジュ・ジムノン作」や「アンドレ・ジッド著」がある様に「フランソワ・トリュフォー作品」「JL.ゴダール作品」といった作家主義的映画が日本にも存在すべきだと思っています。
トリュフォーは生涯で長編映画を21本作りました。
しかも、一本たりともおしきせの企画で作った作品はありません。
そして僕はこれからの生涯、映画作家たりうるために、一本でも多くの作品を作り続けなければならないと思っております。
 
幸いにもテレビドラマの仕事を長年やっていた事で、数人の心を通わせる通わせ合える役者さん達と友人、知人となり、又ピンク映画の台本も書いていたことから、サトウトシキという特にスタッフ間で人望の厚い人間と出会え、僕の夢はあっと言う間に現実のものとなりました。



今回「バッシング」でコンペに出るのが芸能ニュース的な部分で取り上げられてたりして以下ちょっと抜粋。


小林監督は99年から3年連続、ある視点、監督週間部門などに出品されたカンヌの常連。満を持したコンペ登場に「デビュー作のつもりで撮りました。うれしいです。賞? そりゃあね」と控えめに意欲を口にした。

ボランティアに行った中東で人質になった女性が、解放後に社会から受けるバッシングを描いた。
昨年、イラクで人質になった高遠菜穂子さんを想起させるが、小林監督は「高遠さんはきっと、もっとつらい思いをしている。『モデル』と言ったら不遜(ふそん)ですね」と語った。

作品中にイラクという国名も出さなかった。「自分を理解してくれない人たちの中での孤独やもどかしさ」という普遍的なものをテーマに、芸術性や作家性よりも、リアリティーを求めたという。「ヒーローではなくマイノリティーを描く」姿勢は一貫しているが、今作については「今までの作品は好き嫌いがはっきり分かれたけど、今度は『嫌い!』っていう人は少ないかも。そんなに悪くないですよ」とより多くの共感を得ることに自信をみせる。
公式上映は12日。



ほぉ。
ドキュメンタリー風味かな?
でも、賞を意識するなんて頼もしいですな。
これで賞取ったりするとマスコミは、そりゃあどえらい騒ぎになるでしょーよ。
とりあえず(←失礼)頑張って下さいexclamation
おーれーおれおれおれー
ぱんぱんぱぱぱんぱぱぱぱん、コバヤシッかわいい

ちなみに小林監督作の常連で「バッシング」では主演である
占部房子(うらべ ふさこ)26歳

とは、

高校在学中、全国高校演劇コンクール最優秀賞受賞。
舞台、テレビ、映画、CMなどで活躍。
主な舞台出演に、平田オリザ演出『夏の砂の上』『月の岬』、松本修演出『アメリカ』『ささやく声』、新国立劇場『涙の谷、銀河の丘』など。2001年にはNHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」に如月すず役で出演した。
映画出演には、犬童一心監督「金髪の草原」、熊切和嘉監督「アンテナ」、候孝賢監督「珈琲時光」など。
urabe husako.jpg
 

posted by はやし at 05:17| 熊本 ☔| Comment(0) | TrackBack(2) | とぴっく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月03日

ハイランダー4



世間はGW真っ只中ぴかぴか(新しい)
え?何が黄金?と一人でふてくされてる僕です。

行楽日和が続くそうですが、遠出しなくても熊本には阿蘇という素晴らしいスポットがあるわけで、とりあえず遠くに行くのはキッツイなーと思う人でも阿蘇ならGo!となりません?
はい、確かに道はこむからちょっとだるいかもしれんけどまぁそれはどこへ行くのも一緒だしね。

で、その「どこかへ行こうか」「日帰りで」って人にちょっと参考になりそうないいスポットがありますぜるんるん

ハイランド オ・グ・ニexclamation


どお?
言わずと知れたナイススポットだけど。

先日、Cine3。スタッフ4人で行ってきました。
ただの遊びで行ったのではなく今後Cine3。の重要な企画のための視察。

いやぁ、よかったよ。

市内某所に待ち合わせて車で約1時間半<近くねぇ?
空気はうまいし、
飯は美味い所がいっぱいあるし、(実際どこで食べるか迷うほど)
散策するのも飽きないし、
けやき水源

↑けやき水源

右にチラッと映ってるのがサツキとメイが遊んでそうな大木。中が空洞になっていてくぐることが出来る。くぐると運がよくなるそうだ。

なんといっても小国シネ・ホールという映画館もあるひらめき

そう、企画のスタートはこの地に映画館があるからで、ここにからませた企画を考えているのでRグッド(上向き矢印)

ま、近いうちに企画の詳細は記事にするとして
この日、小国を堪能した僕らは締めに温泉に入ることに。

そうだ!杖立に行こう!

だって今ちょうど鯉が泳いでいるものexclamation×2

小国中心部から車で7,8分。
壮大な景色が僕らを待っていた。

杖立の鯉


しばし、見とれる30代男女4人。

僕が「これ全部売ったらいくらになるだろう。」
としょーもないこと考えてたことは他の3人は知る由もない。

で、ここで男女に分かれて温泉へ。
お湯の質もいいざますねー、まことに。
疲れがとれた気がした。

満足満足るんるん

一日遊んで視察してみて小国周辺を堪能した僕らは俄然、企画へやる気を出すのでありました。

Cine3。企画のときはもっとたくさん写真もアップしますね。

鯉は5月15日までやってるそうです。
posted by はやし at 15:54| 熊本 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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